AEDを使う時の注意点｜心肺蘇生訓練キット＜スクーマン＞

解析と電気ショックを行うときは、心肺蘇生を中止し、傷病者に一切触れてはいけません。
おおおよそ６歳以下には小児用パッドを使用します。
（小児用パッドがない場合は、成人用パッドを代用）
身体がぬれている場合は、胸部全体を乾いた布などで水分を拭き取ります。
心臓ペースメーカーや除細動器が植え込まれている場合（左または鎖骨下に膨らみがある場合）は、その部分を避けて電極パッドを貼ります。
湿布などがある場合は、はがして薬剤を拭き取ってから電極パッドを貼ります。
胸毛が濃い場合は、強く押し付けて密着させるか、もし電極パッドの予備があれば、パッドを素早くはがして胸毛を除去してから、新しいパッドを貼ります。
呼吸が戻っても、ＡＥＤの電源を切ったり電極パッドをはがしたりせず、回復体位にして救急隊員の到着を待ちます。

電気ショックにより、心臓のリズムを回復させる機器のことです。音声で指示を出してくれるので、医学の知識がなくても誰でも簡単に使うことができます。
心電図を解析する装置が内蔵されており、電気ショックが必要なければ通電されない仕組みになっています。
おもに、公共施設などに設置されており、設置場所にはマーク表示があります。